御殿場、小山にお住まいの髪年齢にお悩みのあなたに
髪と健康を育む美容室ロージュから
健康な髪を作るために知っておきたい9のことをお伝えします(^ ^)
本日は、3回目 「髪のダメージは避けられる!」についてお伝えします♪
髪がパサついてまとまらなかったり、
枝毛ができてしまったり…
毎日ケアしているはずなのに、髪がいつの間にか傷んでしまっていませんか。
キューティクルが髪を守る
そもそも髪が傷むということは、どういう現象なのでしょうか?
髪は、中心部から「毛髄質」「毛皮質」「毛小皮(キューティクル)」の3つの層になってできています。
そして、1番外側にあるキューティクルは、鱗状に上から下へ7~8つに重なっており、
髪の内部を守っています。
しかし、キューティクルの層は摩擦や紫外線、熱など
外からの刺激によって、毎日少しずつはがれてしまっています。
個人差はあるものの、平均して1年間で半分、2年間ですべてはがれます。
髪が長ければ長いほど、先端にいくにつれて外からの刺激を長年受け続けているため、
キューティクルは少なくなっているのです。
キューティクルがはがれてなくなってしまった部分は、
毛皮質がむき出しになるため、内部に含まれていた水分や栄養、色素が
流れ出てしまいます。すると、乾燥して枝毛ができたり、色が抜けて茶色くなったりします。
このように、キューティクルがはがれることや、
内部の組織が崩れてしまうことが、「髪がダメージを受ける」ということにつながるのです。
キューティクルをはがさない方法
髪は、皮膚と違って自己治癒力がないので、一度はがれてしまったキューティクルがもとに戻ることはありません。
キューティクルをいかに傷つけないようにするかが、髪を健康に美しく保つ、重要なポイントです。
キューティクルがはがれてしまう原因は大きく分けて3つ。
ひとつめは摩擦です。たとえば乱暴なブラッシングは
NG! 摩擦してキューティクルをはがしてしまいます。
ブラッシングはていねいにしてください。
それから、髪を逆立てる「逆毛」と呼ばれるヘアスタイルは、
上から下へ重なっているキューティクルを、逆方向からはがしてしまうので極力避けたいものです。
2つめは紫外線です。
紫外線によってもキューティクルははがれてしまいます。
身体の最も高い場所にある頭部は、それだけ紫外線にさらされています。
長時間外にいる場合は日傘や帽子、頭皮専用の日焼け止めを使用するなどして紫外線対策をしっかり行いましよう。
3つめはパーマやカラーリングです。
これらを行う際、髪の内部に色素を定着させたり、細胞の構造を変えたりしますが、
そのためにははじめにキューティクルを開かせて、パーマ液やカラーリング剤を浸透させる必要があるからです。
頻繁にパーマやカラーリングをする人は髪を極力傷ませないように気をつけながら楽しみましよう。
以上の3つのことに気をつけていれば、髪が受けるダメージを少なくすることができます。
ぬれた髪はダメージを受けやすい
髪の洗いすぎやドライヤーの熱にも気をつけましよう。
じつは、キューティクルは髪がぬれているときに一枚一枚開く性質を持っています。
普段はぴたりと重なり合っているところに隙間ができるのです。
すると、ちょっとした摩擦でもひっかかつてはがれやすくなります。
このように、髪は乾いているときよりもぬれているときのほうがデリケート。
洗髪のときこそ、髪はていねいにあつかいましよう。
余談になりますが、日本人の黒髪は直径平均O・08ミリです。
比べて欧米人のブロンドの髪は、O・05ミリ。
日本人の髪のぽうが黒くて頑丈そうなイメージですが、
じつは欧米人のはうがキューティクルの強度があり、傷みにくいことがわかっています。
次回は、「丈夫な髪は健康な頭皮があってこそ!」をお伝えします♪
おたのしみにぃ~♪