ロージュの「艶髪トリートメント」物語 その3

御殿場・小山にお住まいの髪年齢にお悩みのあなたに

髪と健康を育む美容室ロージュから

本日は
ロージュのこだわり「艶髪トリートメント」の

先日の「コアセルベート」の後に行う「アルキル処理」
についてお話しますね♪

「アルキル処理」というのは、
髪の栄養素のケラチンというものに油の成分を化学的にくっつけた
「アルキル化ケラチン」というものを使います。
(アルキル化ケラチンというものを使うので、「アルキル処理」って言います。ちょっと難しい言葉でごめんなさいぃ。。)
アルキル化ケラチンは、普通のケラチン(栄養素)と比べ吸着性がとっても良くて、
健康で丈夫な髪を作る基礎補修栄養素として働きます。
「艶髪トリートメント」では、このアルキル化ケラチンを
施術前・施術の途中・施術後と色々な場面で使用していきます。
縮毛矯正やカラー、パーマ、などにこのアルキル化ケラチンを使うと

ツヤツヤの質感や、手触りのなめらかさ・・・
つまり仕上がり感が すごぉ~く良くなります。
そして・・・

何よりも大切なこと!
それは・・・

一昨日のブログでも書いた「疎水化が大切」って事です。

健康な髪=疎水性(水を嫌う性質)

傷んだ髪=親水性(水を好む性質)

健康な髪は疎水性といって水を嫌う性質なのですが、傷んだ髪は親水性になっています。
だから傷んだ髪はなるべく疎水に近づけなきゃいけないんです。

↑これ、大事です。

この「アルキル化ケラチン」は、傷んだ髪を疎水性に近づけるために
と~っても適した頼もしい補修剤なんです!

で・・・この「アルキル化ケラチン」を効果的に働かせるためには、ちょっとしたコツがいります。

一つは、一昨日お話しした「コアセルベート」による下地

もう一つは「水」・・・

大量の水(お湯)を使うということです。

なので、主にシャンプー台で作業していきます。

シャンプーボールにお湯をタップリとはり、
アルキル化ケラチンを馴染ませた髪をバシャバシャします。

何故?そうすると効果的なのか?
わかりやすく説明すると・・・「水と油」の作用です。

最初に、ケラチン(栄養素)に油成分を化学的にくっつけたものを【アルキル化ケラチン】て言いましたよね!!

その油が、水と油が混ざり合わないって性質を利用するわけです。

油は大量の水の中では、油どおし同じものが集まろうとします。

この集まった油性成分が疎水性の皮膜を形成するってわけです。

水を嫌うものは、大量に水を含んだ状況では、同じように水を嫌うものにくっつこうとします。

健康な髪=疎水性(水を嫌う性質)

つまり油と同じ水を嫌うものですよね!
なのでアルキル化ケラチンが強力にくっつこうとします。
では・・・

肝心の傷んだ髪は?と言うと・・・
傷んだ髪=親水性(水を好む性質)

なので、アルキル化ケラチンは、くっつきにくいんですが…
ここで、一昨日お話した「コアセルベート」なんです。
傷んだ髪をコアセルベートで下地処理していることで、
傷んだ髪でもアルキル化ケラチンがくっつこうとするわけです。
このアルキル化ケラチン、ダメージヘアにも吸着しやすいように設計されているわけです。

この 傷んだ髪を疎水性に近づけるために
とっても適した補修剤「アルキル化ケラチン」を使って
さらに美髪へと近づける工程が「アルキル処理」なんです。

今日もちょっと専門的な難しい話でごめんなさいぃ
でもね、美髪をつくるために大事な作業なので、
ちょっとでも理解していただきたくて…

で、次回は次の工程「コンプレックス」についてお伝えしますね♪
お楽しみにッ♪

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