ノンシリコンシャンプーってどうなの?「正しいシャンプー選びについて」

最近ノンシリコンシャンプーがとても流行っていますよね。
『シリコンシャンプーは毛穴に詰まるから、髪の毛に悪いから、ちょっと高くってもノンシリコンシャンプーを使ってる!』
という方が多いですが…
でも、ちょっと待って。高いからって、どんなノンシリコンシャンプーでもいいと思う!?
『ノンシリコンだからって、値段が高いだけで怖いのなんて、いっぱいあるんですよ~』
さぁ!では 正しいシャンプーの選び方とは?
諸説色々、考え方も色々ありますが、
ロージュが考える「シャンプー選びのコツ」をお伝えしますね♪
実は、シャンプー選びってすごぉ~く大事!!
髪に関する悩みの多くは、シャンプーを変えることで解決するんです。
では、まず何故「ノンシリコンシャンプー」がうまれたかというお話から…
そもそも
市販の有名メーカーのシャンプーの殆どは広告費です。
例えば¥1,000のシャンプーだったら、そのうちの¥900は宣伝費。
残り¥100のうちの¥90は容器代。
中身の原価は¥10です。
その原価10円でシャンプーを作るのですから安価で粗悪な成分を使うしかないわけです。
市販のシャンプーのほとんど(約90%)は、台所用洗剤とほとんど同じ成分です。台所用洗剤で髪を洗えますか?
台所用洗剤、市販のシャンプーの洗浄成分は石油からできています。(安くできるので)
で、その石油からできている強い洗浄力のシャンプーで髪を洗うとギシギシになります。
ギシギシになるとシャンプーが売れないので、一時的に手触りを良くなったようにみせかける
安価なシリコンを大量に配合したのがシリコンがシャンプーに配合されるきっかけだったのです。
シリコンという物は、美容室専売品でも実は入っています。
ただ、美容室専売品のシリコンは科学修飾されていて、水溶性である事と、
髪を網目状にコーティングする様にできているから、蓄積しないんです。
市販のシャンプーに配合されている安価なシリコンは疎水性(水をはじく)で、
使う度に髪と頭皮の表面に蓄積していくからタチが悪いんですよ。
頭皮の毛穴に詰まって抜け毛の原因になったり、髪に蓄積すると手触りがゴワゴワしたりパーマやカラーが効かなくなったり…
それで、安価なシリコンを配合した市販のシャンプーでの問題点がクローズアップされてきて…
「だったら、シリコンを抜けばいいんでしょ!」と半ば「逆ギレ的」に市販のメーカーさんが産み出したのが
「ノンシリコンシャンプー」の始まりなんです。
という予備知識を元に聞いて下さい
まず「ノンシリコン」という事を前提に考えると、水溶性で害のないシリコンであっても、それが入っていないシャンプーになります。
一般的には「頭皮用シャンプー」という事になってきますので、頭皮の臭いが気になる方にはお勧めです。
しかし、ちょっと手触りが悪くなるんです。
パーマ、カラーをされているなら、手触りが良い物の方が良いし、ケミカルダメージ用のシャンプーの方がお勧めです。
けど、手触りの良いシャンプーはほぼ全て、シリコン(勿論、水溶性で蓄積しない高級な物です)が入っています。
「ダメージヘアー(手触りが良い)にも頭皮にも、両方に良いシャンプー」という物が存在しないんです。
だから、僕は、お客様の髪を見て「頭皮を優先するか、髪を優先するか?」と最初にその2つの選択をしてから、
髪を優先する時は、その人の髪質やダメージの質によって、向いてるシャンプーを選んでいくんです。
髪質でも向いてるシャンプーと向いてないシャンプーがあります。
硬毛や癖毛の方には保湿力が強いシャンプーの方が髪がまとまりやすくなるのですが、
軟毛の方の髪を保湿し過ぎると、ボリュームが出なくなってしまいます。
頭皮用と髪用と使い分けるのもいいですが、
シャンプーを2種類も買って使い分けると、お値段が…
だから、頭皮の臭いが気になる時だけ、美容室で頭皮ケアして、
家ではケミカルダメージ用のシャンプー&トリートメントをお使いになっても良いと思います。
話は戻って、ノンシリコンシャンプーですが、
ノンシリコンシャンプーと謳っていて、確かにシャンプーにはシリコン剤が入っていないけれど、
安価な石油由来の洗浄成分が多く含まれ、
コンディショナーやトリートメントにシリコンが上位表示されているものも多くあります。
値段が高いだけで普通のシャンプーと変わりませんのでご注意下さい。
ノンシリコンシャンプーでも、安心なシャンプーは洗浄成分が決め手!なんです。
シンプルな天然の洗浄成分である石けんや植物由来の洗浄成分は、
肌が弱い人でも比較的穏やかに使えるので、ノンシリコンシャンプーの文字ではなく、
どんな洗浄成分が使われているのか、調べてから買うことがポイントです!
なんとなくよさそうというイメージで買うのではなく、しっかり成分チェックしましょうね!
髪や頭皮に優しいシャンプーは比較的価格が高いのが難点です。
しかし髪は女性にとって大変大切なもの、そして頭皮は肌の一部です。
スキンケアと同様に考えて、健康な髪と頭皮環境を維持するようにしたいですね。
もっとたくさんお伝えしたいのですが、この辺で…
わからないことはジャンジャン僕に聞いてくださいね♪

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